三匹の羊/チャットモンチー

チャットモンチーと私

橋本絵莉子 燃やして探してツアー2022 @EX THEATER ROPPONGI レポ①

さる木曜日、橋本絵莉子 燃やして探してツアー2022に、行ってきました!

自分にとっては初めてえっちゃんを生で見て、そして生で演奏を聴く機会となりました。

モニターにえっちゃんが映ってる! ほんとにライブあるんだ! という感じ。

派手な文字で書いてありました。道の反対側からでも見えますw

 

物販では目玉だった会場限定CD(宝物を探して/広い浅瀬)、Tシャツに加えてシールを買いました。

全部かわいくていい感じです。

 

最初のオフィシャルHP先行でまっさきに当選した割には遅めの整理番号で入場し、50分ほど立ちっぱなしだったのですが……

ついに、えっちゃんが出てきました! なんか、テレビ(スマホ?)の中の人だと思っていたところがあったので、うわあ、実在したんだ(失礼)、と嬉しくなりました。

まさかのいきなりアコースティックで「脱走」。みんなで手拍子をして会場に謎の一体感が生まれます。続いて新しいギターを出して「かえれない」。

これなんですが、どうやら以下のサイトでAlamo Fiesta 3PU '64 Red Burstとして紹介されているものと似ています。詳しく知らないので年号についてはずれるかもしれませんが、メーカーと形式は概ね合っていそうです。画像検索に感謝。

魅惑のビザールギター、在ります!! | Ikebe TIMES

 

またもギターを変えて…今度は「変身」以降使っている黒のシンラインだったはず…「ロゼメタリック時代」を演奏。

ここまで3曲聞いた感想、思ったより爆音で歪んでてパワフル! ということでした。

CDはなんだかんだやさしい音に仕上がっていますが、実際に聴いてみると「うおおおロックだぜ!!!」となる感じがしました。チャットモンチーが3人になる前の時代からずっとこの轟音をかき鳴らしてきたのかな、と思うとなんだか胸が熱くなりました。

特にロゼメタリック時代のアウトロというかギターソロのところは本当にすごくて、涙が出てきました。で、このへんで照明が、後ろから白熱灯(色)で照らすだけというシーンがありまして、「あれ? この感じ、見たことあるなあ…」と思ったのですが特にわからないまま*1、MCでメンバー紹介へ。

そういえば実はハイスタも結構ファンなので、実際に恒岡さんが見られて嬉しかったです。

 

そのあとはアコギを持って弾き語り始めたのは「タンデム」。アルバムを一回聴いて最初にハマった曲です。アコギのイメージはなかったからライブアレンジかと思ったんですが、いま聴きなおしてみたらアルバムの時点でアコギっぽいですね。

たぶん、アコースティックの曲以外でエレアコを持ってギタボするというのが想像の中になかったから気づかなかったんだと思いますが。これもソロになってリードがいるからできることだと思います。CDでは気づかなかったことに気づくのもまたライブの良さですね。

ちなみに、PAの方の努力と編曲の工夫の両方があると思うのですが、本来バンドの中では消えてしまいやすいエレアコのバッキングがきちんと聴き取れました。リードギターときっちり音が分かれて聞こえたのは良かったと思いますし、アコギの必然性も理解できました。

そのままアコギで「あ、そ、か」。全編を通して、クリーン寄りのベースが大音量で出ていて、そこにもチャットモンチーの風を感じました。僕もチャットモンチーのおかげでそういうベースのサウンドが非常に好きなのでとても良かったです。特に、ソロになってからギターの歪みが強めなので、その分欠けたmidの音域に食い込んでくるという点でもベースがよく聞こえたライブだなと思います。

そして「前日」。よく覚えてないのですがたぶんここまでアコギ。「わーめっちゃ物ある」とかかわいい歌詞を実際に歌っているのを聴けて謎の安心感を覚えました。

 

ここで再びMC。その前にボーカルの横にキーボードが出てくる。MCは、ツアーが短かったか長かったかという話題をえっちゃんが振りましたが、途中からえっちゃんが票数をカウントして多数決する方式に。えっちゃん、曽根さんが「あっという間だった」と言ったのを、シゲさんが「年を取ると分母がでかくなるから相対的に短く感じるんだ、だから長かったようで短かった…」と言ったらえっちゃんは「新しい意見ね」とひとまとめw ツネさんは味方せず「あっという間だった」ということで、無事決着——。

それから、なにやら気づいたことがあるそうで、もともとライブはジェットコースターだったけど、実はドミノだったんだと。どんどん広がっていくようなドミノで、最終的にはツアー名が出てくるらしいです。

シゲさんはえっちゃんの話にずっとツッコミを入れ、曽根さんはなにやらぼーっとしており、ツネさんは反応がワンテンポ遅いという、和やかな雰囲気を見せてもらえました。ソロとサポートメンバーという形をとってはいますが、普通に良いバンド編成だなと感じました。

ドミノの話でオチがつかずに困ったえっちゃんがもう曲やるわ! と始めたのが……

(長くなったのでここで切ります)

*1:これはあとでわかることになります